この記事について
ゲームの構造は通常の第5版RPGと大きく変わりませんが、『一つの指輪:指輪物語TRPG』で採用されている特徴的な要素のいくつかが、第5版RPGのルール用にコンバートされています。
『指輪物語TRPG 5E 基本ルールブック』内容紹介も合わせてご覧ください。

友情点と後援者
友情点は、そのメンバーの信頼の絆を表すもので、カンパニー間で共有され、困難に向き合う際ヒーローに自信を与えてくれます。
友情点
ゲームのルールにおいては、友情点を1点消費することで、1回の能力値判定、攻撃ロール、またはセーヴィング・スローに有利を得ることができます。 |

後援者は、ゲームの中でカンパニーに冒険に出る理由を提供したり、支援や助言を与えてくれる有力者です。
灰色のガンダルフやビルボ・バギンズなど、原作に登場する面々が揃っています。
後援者
後援者は、カンパニーの友情点の量を増やしてくれたり、友情点を消費して発動できる追加の効果を提供してくれます。 |

魔法的成功
魔法的成功
魔法的成功を起こすことのできる能力やアイテムを持つプレイヤー・ヒーローは、それらを使用することで、能力値判定を難易度や状態に関係なく自動的に成功させることができるようになります。 |

文化的背景
背景
文化圏ごとに6種類の背景があり、各背景からは2種類の技能への習熟と、1種類の道具への習熟と、2つの性格的特徴が得られます。 |

報奨、特技、技
『指輪物語TRPG 5E』では、呪文とは主に悪の魔法である妖術のことを指し、ヒーローたちには自由に使うことができません。
ヒーローたちが利用できる特殊能力は、報奨、特技、または技のいずれかの形をとります。
報奨、特技、技
報奨は、プレイヤー・ヒーローの功績を讃えて与えられる、優れた職人の技で作られた武具です。 |
特技は、特殊な能力や特別な才能を表します。特定の文化圏に固有の特技もあります。 |
技は、魔法の、あるいはほとんど魔法に等しいほどに卓越した技術や技量、技法、知識の数々です。技には、言葉と音楽の力で敵を怖がらせたり魅了するもの、動物と会話して仲良くなるもの、魔法の外套やルーン文字が刻まれた剣や力の弱い指輪などのアイテムを製作するものなどがあり、他のファンタジーRPGでいう呪文によく似た効果を得ることができます。 |

旅路と会議
そのため、このゲームでは遠方や未知の土地への旅を表現する旅路と、社交的遭遇を表現する会議についての、詳細で原作の雰囲気に沿ったルールが用意されています。
旅路と会議
旅路では、危険や予期せぬ状況、自然の驚異といった刺激的な要素によって、いきいきとした壮大な世界の一部にいることを感じさせてくれる、中つ国での探検を体験できます。 |
会議は、暴力で切り抜けることができない状況にどう対処するかというシチュエーションや、原作に登場する有名な人物とのロールプレイや交流の瞬間を作り出してくれます。 |

幕間フェイズ
幕間フェイズ
幕間フェイズでは、ヒーローは原作のテーマに沿ったさまざまな余暇活動に取り組めます。 |

宝物
中つ国には「われらよりはるかに強い力がいろいろ働いている」ため、それは偶然でなく運命である可能性の方が高いからです。
ゲームでは、魔法の宝物ロールと魔法の宝物リストでそれが再現されます。
魔法の宝物リスト
魔法の宝物をゲームに登場させたいロアマスターは、まずキャンペーンに登場する魔法の宝物リストを作っておく必要があります。プレイヤーはゲーム中に魔法の宝物ロールに成功するとリストの中にある貴重なものを発見します。 |

影点
影は、恐怖、強欲、悪行などによって生み出される魂の腐敗のことです。
『指輪物語TRPG 5E』のヒーローは、完璧で欠点のない人物ではなく、最も恐ろしい苦痛や最も抗えない誘惑に対していつでも耐えられるわけではありません。
逆に、彼らは人間であり、時には間違いを犯し、疑念にとらわれ、一見すべてを食い尽くす悪の前に屈してしまうこともあります。
影点
ゲームにおいては、ヒーローはさまざまな影点の源泉(恐怖、強欲、悪行、妖術)から影点を獲得し、源泉の種類に対応したセーヴィング・スローで抵抗を試みます(恐怖の場合は【魅力】、強欲の場合は【判断力】、妖術の場合は【知力】、など)。 |
すぐに危険になるわけではありませんが、長期的にはこれらの影点はキャラクターの精神に影響を与え、悲しみ、絶望、さらには狂気に駆り立てられ、最終的には冒険から引退せざるを得なくなります(エルフの場合は、中つ国を離れて西方へ航海することになります)。 |

『指輪物語TRPG 5E 基本ルールブック』は2025年4月発売。
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